絵画表現の過去と未来をつなげる

今、そして未来に、
我々は現代の絵画を発信し続けたい。

わたしたちが今生きる世界はもはや現実と仮想空間が不可分の状態にあります、その混沌とした世界に何を想い、何を感じ、それを絵画の言葉を使っていかに創造的に表現するかが求められています。そして、それを表現するにはこれまでの固定概念を変革する新たな発想やアイデアが不可欠なのだと思います。一度、具象・抽象という垣根を取り払い自由な発想から生まれる表現こそ、今、そしてこれからの未来に求められる絵画表現なのではないでしょうか。

具象・抽象を包括した、
平面絵画の可能性への挑戦

平面絵画の中にはリアリズムを追求したものがあっていいし、形に対して自由な発想があってもいいのではないでしょうか。既存の固定概念にとらわれなければ絵画の可能性はまだまだ限りない奥行があると思われます。だからこそ私たちは、形式にとらわれない個性的で新鮮な表現を大切にして、現代の絵画表現を目指しその可能性に挑戦し続けたいと考えています。

自己の芸術表現を
自由に発表できる場であること

日洋会は、芸術家を志す若い人たちが自由に話し合える場を目指す公募団体として誕生しました。公募団体の垣根を越えて数多くの芸術家が集い、もう一度日本の新たな具象絵画を生み出すのだという想いに支えられて今日の日洋会があるのです。多彩な作品が集い、そこで生まれる議論を通じて「絵画表現とは何か」を常に見つめ直し未来への可能性を紡ぐことが重要なのではないでしょうか。

日洋会セレクション展について

2015年1月、日洋会は新たな公募展「日洋会セレクション展」を東京都美術館において開催しました。「未完成であっても、はつらつとした新人の、骨太い具象絵画」という設立主旨を踏まえながら、新たな絵画表現の実験の場を目指して新コンクールを企画しました。日洋展(国立新美術館)の上限300号に対して上限を50号としてより広い層からの参加を呼びかけると同時に、幅広い表現と平面絵画の未知の可能性を追求する新たな自己表現の場を目指しています。